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「時間病」…「時は金なり」という観点のもと、時間を大切にしすぎるあまり、自分自身が「時間」によって支配されてしまう病気のことです。
私を含めた現代人のほとんどが「時間」によって動かされていると思います。 朝、一番最初にやることといえば、時計を見ること。 時計を見て、ああ、まだ寝ていていい時間だと思うとほっとする。 逆にもうおきなければいけない時間だと思うと慌ててトイレに行ったり、服に着替えたり。 また、職場では何時までにこの仕事、何時までにこの仕事というようにシステムによって人間は動かされている。 私自身も、この休職中になんとも言えない恐怖観念が抜けきれません。 ゆったりゆったりというけれど、やりたいこともたくさんあるし、何しろ社会からはみ出してる感、出遅れた感っていうのがすごくある。何に対して出遅れているのか、何に対して勿体無いなんて思うのかっていったら、やっぱり「時間を無駄に使っている」ってことに対してなんですよね。 「どういうことに対して時間を無駄に使っているというのか」というところまではいかないわけですよ。 これって、人間の命ってのには制限がある。だからその一生のうちにできることをたっくさんやらなくてはいけないっていう思いからのことであるのではないかなんて思うのですが…。 この「思い」自体も「時間の短縮」によって加速されてきたような感じがします。 技術の高度化が進み、いろいろなことがどんどんどんどん早く、便利にできるようになってきた。 一見、喜ばしいことだと思うんですが、それに伴い、やることが減るかというとそうではない。 洗濯機ができたからといって、洗濯する時間が減るかといえば、便利になった分、たっくさん洗濯物をするわけですよ。Eメールが便利かといえば、それはそうだけど、無用な連絡やら広告やらがたくさん増えた結果、私たちはいらないメールといるメールに分けて毎回のように読まないといけない。そんな時間がどんどん増えていったように思えます。 「スピード化」は人間に対して果たしていいものかどうか。 そりゃいいに決まっている。そう思う方がほとんどだと思います。 だけど、私たちはこのスピード化の代償にいろいろなものを失っているような気がするんです。 立ち止まることなく、せわしなくいろいろなことをした結果、ふと空しさだけが残る。そんな経験ありませんか? これをやろう。あれをやろう。さて、すべてをやった後、でも満足感は得られていない。 スピード化したシステムに乗っていられる人間だけが「勝ち組」で、そこからはみ出した人間には「負け組」の称号を!! 「勝ち組」は組織の歯車ではないというけれど、「時間」という観点から考えると、それらの人々はただ単に時間に踊らされて、人間っぽさをなくした時間病の人間なのではないか。 圧倒的に時間に踊らされている人間が多いんですよ。私を始めとして。 時間はツールであって、人間を支配するものではない。 だからもうちょっと考えてスローに生きたいな~って思います。 でもスローにどうやったら生きられるのかな~なんて思うと今の世の中なかなか難しいものがあるのかもしれない。 どうしたらいいんですかね。
by lu-mei
| 2006-06-29 14:05
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