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このごろ、企業の生産性を落とす犯人というのはひょっとしてあまりにも「早く!」「早く!」を重要視する会社のせいではないのかなと思ってきました。
考えてもみてください。 「早く!」「速く!」といわれ続けるということは、その仕事にどしんと腰をすえて熟考しながらやるということができない状態なわけなんです。 =私の会社のようなサービス業では従業員が「仕事を速くする」というところに気をとられ、お客様のために何をやればいいのかということを考えられなくなってしまう。 また、考えないでやるということには「ミスをしやすくなる」ということが含まれているような気がします。「速く」はわかるけれども、自分のペースで仕事をできないことはミスを招く。 =残業時間が増える=自分の時間が持てない。そして、どんどんそれが生活サイクルになってきて…。最後はドカンと私のようになってしますのです。 人間は自分達が楽をするために、コンピュータを作り出した。 1980年代には「これからの労働時間はどんどん減ってくるだろう」なんて学説が流れたりしましたが、現代、少なくとも日本では「コンピュータと同じくらい速く、人間が働かなくてはいけない」。 おかしいですよね。 いまや人間は会社に機械的に動かされている、道具に過ぎない。 歯車以下なのではないか…。 そう思ってしまいます。 仕事は「速く」という考えも少しは必要だけれども、もっとも重要視しなくちゃいけないのは「お客様のために今何をするべきなのか」と「考える」ことなのではないでしょうか。 考えながら仕事をするってのは楽しくって仕方がないことだと思います。それを「速く仕事しろ!」の一言で潰されたくない。 私はそう思います。 「速く!」「速く!」はそういう面で人々の考えを奪い、「生産性」を低くしている原因だと…。 そう思うのです。 この考えを会社に言ったら、馬鹿にされました。 「そんなことはない。」 「人間としてできる程度の作業時間をこちらでも言ってるつもりだ」って。 だから、その考え方に問題があるんだよ…とはいいませんでしたけれど。 考えながら上へ上へと昇れるような仕事がしたいものです。
by lu-mei
| 2006-07-21 19:55
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